○投資の手法を学ぶ
○投資の手法を学ぶ
・投資手法をどう学ぶか
私は10年間以上の投資を続け、いままで大きな損失をだしたのは最初の一度だけで、その後は利益を出し続けて生き残ることが出来ています。
リーマンショック、コロナなど大暴落の中でも、資産を減らすことなく守り続けることができています。
投資を始めた当初は、最低限の資産から、はじめて損がでてもいいと割り切って投資を続けました。
最初の1年~2年は、資金が増えたり減ったりを繰り返していました。投資に掛けた時間を考えれば、よい成績ではありませんでした。
ファンダメンタルズ分析から始まり、テクニカル分析を学んでいくことで、そこそこの成績を残せるようになってきました。
そして投資家として利益を大きく上げられるようになったのは、サイクルと群衆心理についての理解を深めたことです。
・投資手法を真似るだけでは
様々な投資手法がありますが、そのまま真似るだけでは利益を生み出すことは難しいでしょう。
ある場面では有効な投資法でも、最悪な結果を残す可能性があります。
投資法をそのままトレースした場合は、状況の変化に対応することが出来ず、損失を広げるだけの結果になります。
投資をするのなら、たくさん情報を得て学び、自分の頭で考え、判断できなければいけません。
株価が想定通り動くことなどありません、予想外のことは常に起こり続けます。
手法を真似するだけで勝てないのは、不確定要素に対応出来ないからです。相場に同じ場面など存在しません。
大事なのは、理解出来ない手法を使ってはいけません。
理解出来たとしても、実践で試さなければいけません。
何度も試して、振り返りをすることで、初めてその手法がアナタの物になります。
投資で生き残っている人は、自分の頭で考え、蓄積した手法を状況に合わせ使い調整し続けています。
・失敗のトレードこそ大切
どんなに有効な投資手法を学んでも、そのまま使えるものはごく僅かです。
多くの場合は、環境、時代など状況が変化していくなかで、最適解ではなくなっています。
有効な投資法は、確率を高める程度で絶対ではありません。
ただし、『確実にダメな投資方法』は存在しています。
投資を最初に学ぶのなら、ダメ投資法を押さえておくといいでしょう。
ダメな投資法は利益を生み出すこともあるでしょうが、最終的に必ず損をします。
有効な投資法でも、状況によっては、最悪の結果を生み出すこともあります。
ほとんどの人は、成功したトレードの記録は大事にしますが、失敗したトレードは軽くみてしまいます。
失敗のトレードこそ、学ぶべきものです。
ダメな投資をどう避けていくかが、投資で成功する唯一の方法です。
・投資の手法の再現
投資で成功するには、天才的な頭脳は必要ではありません。
素晴らし投資手法が長年研究され、ある程度体系化されています。
様々な投資手法を学んでいくと、利益を上げるための共通点がみえてきます。
私は10年の間に100冊以上の投資本を読んで試してきました。
本に書いてある手法は、そのままで使えるものは、ありませんが、その考え方を学び自身の投資手法を確立していくのに必要なものです。
私の投資手法を言葉にしてしまうと、
成長株に限定したトレンドフォロー、暴落時に市場サイクルを利用した割安株投資です。
投資手法に関しては、機会があれば他の本で。(他人の投資手法を真似ても本質を理解しなければ意味はありません)
自身の手法にたどり着くまで、何度も手法を実践して本質を捉えるために記録と分析を繰り返してきました。
常に有効な方法を実践し、分析し考え続けています。
他人の手法を学ぶのは大切ですが、そのままマネするのではなく何故そうなるのか経験し考えなければ投資手法は身についていきません。
過去に有効だった手法を使っているだけでは、生き残ることはできません。
【投資家の心理】全員が陥る罠、勘違い
より一部